軽く音楽の話を。

これって「胸いっぱいの愛を」だよね?



とか、「けいおん!」第9話を見ながら思う。まあ絵としてジミー・ペイジロバート・プラントと思しきビジュアルが出てるのでツェッペリンだろうなーとはわかるんだが、梓が弾いたのはたぶん、「胸いっぱいの愛を」の、あのカオスな間奏が明けたところのギターソロのフレーズ・・・っぽいのを混ぜたフレーズなんだろうな。

でもカート・コバーンっぽい絵(レニー・クラヴィッツ?)が出てるとこで弾いてたフレーズはイマイチ専門外なのでピンと来なかった。梓が唯にギターを教えるとこで弾いてたのは「Smells Like Teen Spirits」(スペルミスあるかも)っぽかったけど。




そんな感じで僕は「けいおん!」を楽しんでいるんだけど(今期ちゃんと見ているのは僅かにこれと「夏のあらし!」だけだ)、ふと思ったのは、深夜アニメを見るようなヒトビト(=「オタク」?)って、こういうバンドっぽい音よりテクノとかのキカイ系の方がピンと来るんじゃねえかなーというところなのだけど、偏見?


と、言うのも最近、「音楽の聴き方」も人それぞれなんだなーと思ったのです。例えば僕はDEVOが好きですが、同じくDEVO好きなとある恩師の方とは、どうやら聴き方が違うみたい。それはたぶんJAPANに関してもそうで、恐らくそれは敢えて言えば、「ロック」として聴いてるか「テクノ」として聴いてるかという違いなんじゃないかと思う。要するに感覚的に聴くか、理論的に聴くか。別にどっちがいいとかではなく、そういう違いってあるんじゃないかなー、という。上に書いた偏見めいたことってのもそういう趣旨だけど、どうなのかな。




それにしても今回のエピソードでの梓の気持ち、僕にはよおっくわかる。僕もその昔はマジメちゃんだったので(笑)、「グダグダしてないでちゃんと部活やろうよ!」って、一人でイライラしてた時期があった。まあ僕は軽音楽部ではなくて映画研究同好会だったんですけど、団体行動が少なからずメインになるという点ではどこか似てると思う。実際問題、バンドも映画のスタッフも、能力第一ではなかなかウマくいかんよね。




ところで「けいおん!」、たまに、これはやっちゃイカンだろ的な画面構成が出てくるんだけど、あれはみんな、アリなの?