スクイズ最終回。

今更ながら、見た。仕事も暇になってきたので。製作者の方々には大変失礼ではあるが、ゆうちゅうぶで。



感想。


あー・・・全部包み隠さずに書くとトゲトゲしすぎるので、大分オブラートに包むと、まずこんな企画をアニメ化しようとするような偉い人がいるアニメ会社では絶対働きたくないな、と。あとまあ、監督さんでも脚本家さんでもいいですけど、これでメシ食えて、ああ良かったですねと。あとさあ、こういうのの動画を海外に出すなよ、と。責任もって国内動画、かつ全部自社内で作りたまえよ、と。そんでなんですか、どこにいるか知りませんけど、こういうの好きなオタクさんは「大人も見られるアニメ」を堪能出来て良かったですね、と。あのさあ・・・結局のところ、登場人物に感情移入させるような入り口をいくつも設定しといた上で、クライマックスで超展開して突き放して、なにが「中に誰もいませんよ」だっつー話ですよ。なにが「やっとふたりきりになれましたね」だっつーの。そういうレトリック逃げみたいな手口にはうんざり。こっちは映像系の学校出てるから、そういうくだらないことやりたがるヤツは腐るほど見てきたし。あーなんかニーズありげなところにストライク投げて仲間意識で楽しいねワーイみたいな? ・・・別に義憤なんかじゃないですよ。ええ、ただもうシラケただけの話です・・・。



あのね、ドラマツルギーとして単にねじれてるだけなの。これは。原作がエロゲーだからとか関係なく、あらゆるプロダクツに求められるべき"責任"を、作者が放棄してるだけ。作品を見せて、結局、なにをしたいのか。言いたいことを伝えたいのか、それともエンターテインしたいのか、少し考えさせたいのか、その他諸々。それがわからないとこっちも困るんだよ。しかも後味最悪だし。だから僕はいち視聴者としてちょっと怒るかもね。「俺の視聴時間分返せ」と。まあゆうちゅうぶで見ちゃってるわけだから正面からあまり怒れないけどさ・・・だから、ちょっと怒るんだけどさ・・・。