パラシュート★ガール

なんだか最近涙腺が緩くてね。アニメ見てると泣けてくるんだなァー。正確に言うと、絵が動いてるの見てるとウルッとくるんだわァー。


・・・え? 職業病? 毎日何時間も辛い思いして動画描いてるからだろって?





そうかもしれません。そんなに辛くないけど(笑)。でもね、なんというかアニメの絵って、確実に「描かれなければ存在しない」モノなわけです。誰かが辛かったり楽しかったりしながら描いて、それがちゃんと連なるからちゃんと絵が動いて見えるわけです。個人的にはその部分だけとってもアニメって「正」のベクトルを持ってると思うわけ。「作る」という確実な意思とぴったり寄り添ってると思うわけです。嫌な題材を何枚も絵を使って動かそうとは普通思わないでしょ? だから基本的には、アニメってその製造過程からしてポジティブな、ーしかもそれもものすごく原初的な、無邪気な前向きさー雰囲気を纏うと思うわけです。まあ大分直感ですけど。きっとその辺に敏感になってんじゃねえかな・・・


要するに何が言いたいかっていうと、「school days」みたいのってどうなのっていうことが言いたい。まあまだ完結してないからどう風呂敷を畳むつもりなのかわかりませんけど、いかにもアニメというものが物心ついた時から身近にある世代向けらしい感覚の麻痺の仕方というか・・・アニメでそれやらないでよ頼むから・・・と思わざるをえません。もう確実にオタク向けじゃんこんなんってのもあるんですけどね。それは今更か。まあアニメーションというものが「作り物」であるということ、見ている人はもう無意識的に感じちゃうわけじゃないですか。そうすると作ってる人がキャラクター達を使ってドロドロドロドロしてやろうとしてる手つきがチラチラと目につきすぎるというか、それで何をやろうとしているかっていうとたぶんあんまり後味の良いことではなさそうだなっていうか、じゃあそれを敢えてやる意味は?・・・結局また「こんな話がありましたとさ」というだけのことになりそうなのに不快な違和感だけが残りそうな予感が拭えない不安感というか・・・





なんで天真爛漫な ガッツポーズ見せた あの女の子が来てない?(「パラシュート★ガール」/岡村靖幸






と、気まぐれにおシゴトに近い話題で書いてみる。ギョーカイの人の総意じゃないから曲解しないように。