新しい想い出2007

日曜早朝はモモーイのラジオ(だって、「おはようございました!」だものね)というわけで、聴いているんですが、年末の放送(確かゆかりんがゲストで出た回・・・ということは、カセットテープに録ってあるや・・・)で「こないだフー・ファイターズのライブに行ったんだけどね〜」というモモーイの発言を聴いてウチの相方が驚いた、ということがあって、その時は「モモーイニルヴァーナ好きだからね〜」と返しておいたのだが、果たしてこの応答は正確に理解されたのであろうか(笑/このブログをご覧の皆さんはもうおわかりですねーーーキーワードは「デイブ・グロール」です)。



さて。無断欠席を挟んでいきなりこんな話から始まる「オタ?」っぷりなわけですが。そんな私に友人が先日「茶々某君はmixiやんないの?」と聞いてきたのであります。「え〜? そんなヒマないよー」とかその場では返したりしましたが、はっきり言おう、僕はmixiが嫌いです。や、嫌いと言うと言いすぎかな。あまり面白そうな気もしないし、あまり好意を持ってもいない、というところですね。


(こっから次々に話があっちゃこっちゃ飛びますが、最後にはちゃんと収束すると思うので我慢して読んで頂けると幸いです)


例えば僕は、職場であまり口をききません。もちろん仕事に集中するために爆音でマニックス聴いたりしてるから話しかけられても気付かない、周りの盛り上がっている話題が耳に入ってこない、という理由も大いにありますが(笑)、あまり自分が面白がれそうな気がしないのですよ。なぜって「話題」は主にアニメ/マンガの話ばっかりだから。って当然っちゃ当然ですが(笑)、アニメ作りたくてこの職についた人たちとそういう話するのって、当たり前すぎてつまんないし。だから例えばジュリーの話題をひとまわり以上年上の先輩としたりとか(笑)、あと以前、たらこキューピーのキーホルダーの話題から某たらこの歌の話になって上野耕路氏の話に移行したりした時は楽しかったなあ。や、僕の趣味だけの問題じゃなくてね(笑)。


もうひとつ。例えばウチの同人誌なんかを見て、とある後輩君は「コレ、絶対芸術祭とかで売った方がいいっすよ!」とか言ってくれるのだが、それを「つまらない」と斬って捨てるのと同じですね。ちなみに「芸術祭」と言うのは「美大の文化祭」というニュアンスなんですが。えー、ウチの同人誌の現物を見たことある方はおわかりかと思いますが、、ウチのはかなり「同人誌?」色が強いです。つまり(ぐだぐだ書くといろいろ支障がありそうなんで簡潔に書きますが)、ウチの本は体温が低いです。「オレの萌えはこれなんだよ! な!?」っていう主張が前面には出てません。それも含めて文章が少ないし、デザインに変な凝りを発揮する傾向があるし、本当に「作品」(って言うとおこがまし気ですが)だけがゴロゴロと並んでいる。ゆえに、そういう場の方が受け入れられやすいだろう、と。そういう趣旨の進言なわけで、自分でもなんとなくそんな気がする。実際やったらどういうことになるかはともかく、居心地は良さそう(笑)。しかし。それってなんか狙って作ったみたいでヤだし、仮に受けが良かったとしてもそれはある種予想に近い結果な訳で、つまらない、と。



(長くなってきたので結論を急ぎますが。)


要するに、僕は受けそうなとこに受けそうな話題を持っていくような「閉じ」方が嫌いです。mixiって結局話の合いそうな人達同士が集まって、合いそうな話題で盛り上がってる場でしょ? 「○○コミュニティー」っていう。そりゃ確かにチープ・トリックだのジギーだのの話題で盛り上がれる友人が身近にいたら楽しいに決まってるし、それらに出会った高校生の頃にそういう友人がいたら最高に幸せだっただろうとも思うんですが、残念ながらそんなものはいやしなかったし、今もそういう友人はなかなかいない(そりゃいないわな)。むしろいなかったからこそ、僕は周囲にそれらを布教し、ある意味ではそういう友人を育ててきたわけです(なにがミッシェルだなにがブランキーだこっちのほうがいいんだよコノヤロウとか思いながら・・・おっと)。ジュリーとかもそうで、そんな友人が、覚えた「酒場でDABADA」なんぞをカラオケで唄って親戚に驚かれた、なんて話を聴くと「面白い」ですな。

・・・まあ当然ながら、僕にはまったく未知のものにいきなりアタックしていく勇気なんかないです。だからこんな風に、ちょっと踏み外しちゃった感じ、がちょうど面白い。正直、毎日毎日ジュリーやマリみてゆかりんのことばっかし考えてるわけじゃないです。そんな生活だったら、むしろそれは苦痛かもしれない。日常の、ちょっとした、関係なさそうな事項から脱線して、こんな風景をジュリーが唄ったらどうだろう、マリみてのこんな描写にこんなBGMが合うかも、ゆかりんってもしかしてこんなバックグラウンドも持ってるかも・・・、そんな、ちょっと踏み外した視点から、少しだけ大きな視点から好きなことを勝手に再認識していく作業こそが僕の楽しみ方なのですよ。



そしてそんな風にして見えてきたものを他人と共有出来たらいいな・・・なんてのが同人やってる理由かな・・・なんてな。最後の方地味にキーワードを混ぜつつ主張してみました(笑)。