ゾッとしないぜ

大変です! 清志郎が! キヨシローが! ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ! ・・・というかチャボと共演する予定あったのか・・・。早く治るといいね。ちなみに情報遅いような気がしますけど気にしないで下さいね。ね。ね。



で、続き。ていうかまず訂正だ。昨日の、「1/2の神話」じゃなくて「十戒(1984)」だね。うん。


「シングルコレクション+ニコパチ」坂本真綾

うーん・・・。クオリティーは高いんだろうな。「夜明けのオクターブ」とか「ヘミソフィア」「しっぽのうた」あたりは好き。でもなあ・・・。なんだかオシャレに、サラリと聞き流せてしまう感じで・・・。ごめん、私にはあまりハマらなかったかも・・・。でもまーやのボーカリストとしての能力の高さは認識。というか「ヘミソフィア」(「ラーゼフォン」OP)しか知らなかった・・・。この路線なら(卑近な例で申し訳ない)原田知世「I coule be free」なんか、どうでしょう。


「Tour De France Soundtracks」Kraftwerk

最新作。というかミニマキとアレンジほとんど変わんねえ・・・。時代の流れを確実に感じる、「Computer World」の頃とは別物のようなデジタル・キモチイイ・ハイテック・テクノ(ポップ)楽曲群。でもいまいちインパクトがないような・・・なにか単純な作業中にかけてると能率上がる効果に関しては健在。要するに緊張感はある。メンバーチェンジでリズム感が良くなった気もする。


「Seven And The Ragged Tiger」Duran Duran

ふたつの意味で三枚目!(得意気) 絶頂期の一枚なんだけど、よくもわるくもこれは'80年代の音だわ・・・。1stのあの緊張感、曲の充実、そして暗さ(これ重要)に比べると、どうしても見劣り(聴き劣り)がしてしまう。テクノ風味の、わりと普通のエレクトリカル・ポップス。もっと暗さというか、陰りがあったほうが深みが出るような。シングル曲はいいんだけどね("The Reflex"の元バージョンには最初ビビったけど)。


「Greatest Hits」/Eurythmics

上に同じ(笑)。いやもうちょっと新鮮味があるか。打ちこみだったり生バンドだったりの上にアニー・レノックスのソウルフル・ボーカル。この人上手いなあ。たたずまい含め、女デヴィッド・ボウイといったところか(?)。「Sweet Dreams」は名曲。というかライナーが渋谷陽一バラカンの対談なのが納得いきません(笑/あまりに実がなくて)。


「Hunky Dory」David Bowie

そんなこんなでボウイ様。Ziggy Stardust一歩手前(録音はこっちの方が後だったらしいが)、フォーキーなメロディーが美しい。ただ、それだけで勝負するにはちょっと弱いんだけどね、ボウイ様の場合。もうちょっとギミックを入れないと。その意味でもZiggy一歩手前。やっぱり「Life On Mars?」は突出している。個人的には「Queen Bitch」のロンソン・ギターの音がたまりません。ていうか"The Bewlay Brothers"暗いよ"The Bewlay Brothers"。ブックレットの女装(?)ボウイ様は妖しくてグー。(ところで、amazonリンク先のところにあるとあるレヴューは深読みし過ぎだと思うナ・・・)


・・・そんなとこで、今日はここまで。「走れ!歌謡曲」を聴くのさ。



・・・ていうかネットを通した世界の微妙な閉塞感覚の理由、わかった。実際の事象のスケールを壊さずに文章化なりビジュアル化できる才能が足りてないんじゃないかな。まずもっと「自分」を客観視するべきと思うテキストなりなんなりが多いような。