はい。てな感じで続き。とりあえず上のセットリストに「恋は波のように」「candy smile」が抜けているのだけれど、前者が中盤、後者が終盤だったかな〜ぐらいしか・・・我ながらちょっと楽しみすぎで・・・いや、それでいいんだけど。うんうん、そだそだ。



でーですね、以下当日開演までの模様を時系列で。



9時半過ぎ:九段下駅着。開場最寄りの2番出口から出てすぐに相方と合流ってか物販の列の最後尾が見えている。
 (これはかなり並んでんじゃね?とか、桜撮りたいとか言ってる相方に「あとでネ」とか言いながら列に並ぶ)


10時過ぎ:物販開始。列が動き出す。田安門入って、そのままぞろぞろと歩いて・・・開場を横目に、まだかなり歩く。
 (目測でウン百メートルの列だったと思う。この時点でちょっと嫌な予感)

〜14時半頃:物販列に並ぶ。グッズに1万円強の投資。

 
 (物販テント付近はこんな感じ)


 (てことは4時間半もの間、歩きつつ、しかし基本はずっと立ちっぱで並んでたわけですね。)
 (相方と「武道館で観たいアーティスト」とかのお題でダベる。でもさすがにネタが切れた/笑)
 (徹夜組がいたとかいないとかという噂を聞く。結果的にその選択は正解・・・でもないか)
 (500円ガチャポンのコーナーに並んですぐ、1万円札しか残ってないことに気付く)
 (両替を・・・とか思ったら500円玉20個になって帰ってくる。周囲の人にカッコいいと言われる)
 (でも全部注ぎ込んだり出来ないチキンな俺ごめん)


15時過ぎ:秋葉原
 (毎度のことながらサイリュームを当日に調達。案の定苦戦)


17時過ぎ:コールブックもらってから入場

 
 ((さっきの写真と時刻変わらないように見えるけど、)開場後間もない頃の様子はこんな感じ)
 
 (席に到着・・・こいつぁびっくりだ! 立ち上がるとステージ上方のスクリーンが全て見切れるぜ!)
 (なんで見切れるかって、武道館の一階席の後方の席だったから)
 (要するに二階席の床が頭上に大きくせり出してきているので、立ち上がるとスクリーンがそれで隠れてしまう、と)
 (ちょっとだけ場内散歩してみたら、二階席が結構なキャパで、すげえでけえハコだな、とか今更)
 (開演前BGMは光GENJI。よくわかんないけど相方が感動してた)
 (ステージは、いつもの舞台と、加えて中央に花道がありました)




そして開演。


のっけから金管隊とチアガール隊が登場。演出頑張ってんなーとか思ってたらいつのまにかゆかりんが花道に。序盤機材トラブルっぽかったりハウってたりしたけど、ライブのアジってことで。

個人的には3曲目「Fortune of Love」が生で聴けたりとかすごいグッときてしまった。あとデイジはー生演奏でちょっと新鮮、かつやっぱりいい曲。ライブ出自とか呼んでもたぶん問題ない感じの「Mon cheri」は、もうコールも含めて完成版アレンジみたくなってて、非常に一体感があったですな。「spica」の炎(パイロとはちょっと違う気がした)とか、「童話迷宮」しょっぱなの効果(SE?)とか、「お気に召すまま」のラインダンスとか、「めろーんのテーマ」あたりでのにしおかすみこ風ナレーションとか、「恋するラズベリー」でのまさかの曲間めろーんとか、構成/演出は間違いなく過去最高に練られ、かつ効果を上げていて、「武道館はやっぱちげーなー」とか漠然とした感動を覚えた(笑)。ゆかりんの歌の聴きどころは、やっぱり「上弦の月」だろうなあ。絹のような、というか、もうなんともうっとりする感じ。なんつって(照)。


個人的にはドラムのサムがカッコええなーと。喋りはないけど、黙っててもライブとか盛り上げてくれる頼れる兄貴って感じね。


ま、前述の通り「いい席」だったのだけれど、適宜屈み気味にスクリーンを観たりとか、そういうのもまあ善き哉善き哉。アンコール一発目のベビブレはなんとなくコールなしで静かに聞きたかった気もするけど、それもまあ善き哉善き哉。つーかもう全部善き哉善き哉・・・でもマジなハナシとして、そういうマイナス的な要素を「ま、それも醍醐味ってことで」と思わせるくらいのポジティブさというか、そういうのはあったと思う。やっぱそれって「田村ゆかり」という歌手が衒いなく全力出し切って楽しみながら歌ってますよ、演じてますよ、というところと、そしてそれをみんなで盛り上げつつかつ堪能しましょうよ、という、開場全体に漲っていた・・・うーん・・・その、なんだ、「愛」っちゅーのかなあ・・・まあライブタイトルに「LOVE♡LIVE」って入ってるんだし今更恥ずかしがるこたぁねーんだけど・・・的な、そういうもの、がちゃんとがないと成り立ってこないところであって、たぶん今回一番観たかったのはその辺なんで、結論を言えば満足です。ただDVDが早く出てくれるとゆかりんの表情とか衣装の仔細とかがわかって嬉しいなと(笑)。


それにしてもアレだね、「十六夜の月、カナリアの恋」というアルバムにしても、今回のライブにしても、あと「めろーんのテーマ」にしても(笑)、たぶん今まさに我々は「先の見えないドラマ」が、いいと思える方向に転がっている瞬間に立ち会っている・・・少なくとも現時点ではいいと思える方向に・・・んじゃないかと・・・そういうのって重要じゃないかと・・・ぼかぁ思うな。ぶっちゃけ年齢であるとか「アイドル声優」であるとか、そういう諸々の条件付けを考えたときに、今って結構舵取りが難しい時期だと思うんだよね。「田村ゆかり」という、「パブリックな存在」が。ちょっとしたヘマですぐに「あちゃー」ってなりかねない時期なんじゃないかしら。でもそこで臆せず、硬軟取り混ぜつつ、柔軟に、かなりベストで、しかも面白い解答を出してけてきてるんじゃないかしら。そういうの、僕は素直にすげーなぁと思うのです。