本題

はい、帰宅してやっと落ち着きました。帰宅っていうか、東京まで戻る気力なんてないので、実家に今日は泊まって、明日の朝東京に戻る予定なんですが(実家のパソコンはwindowsだから勝手がいつもと違ってなんかやりにくいなー



まず公演自体のまとめをしましょう。の、前に。
ネタバレ云々もありますが、そもそもこの日記に正確なセットリストとかを期待するのはやめたほうがいいです。なぜなら曲目メモってなかったから。そもそも知らない曲もあったしね・・・や、とりあえずまずは裸一貫な気分で会場の空気に呑まれたかったので、メモはあえて取りませんでした。僅かでも気が散りそうだし。そして、ぶっちゃけTSUTAYAで頑張ればゆかりん個人名義の作品はほぼカバーできますが、キャラソンとなると、こまめにリリースを追わねばならないため、貧乏人としてはその辺の曲はどうしても知らない率が多くなってきてしまう、と。忸怩たる思いではありますが(ちなみに個人名義のは可能な限り入手してます、念のため)。

なので、セットリストはテキトーにググって納得してください(何



で。

そうさなー・・・とりあえず、前回の日記で書いた「(絶対に)歌わないと思う(中略)曲・BEST5」で挙げた5曲4曲は見事に演りませんでした。バンジャーイ。「輝きの季節」聴きたかったなあ(笑)。
開演前BGMは岡村ちゃんではなく、恐らくスガさんでもなく、ロックバンドで、ボーカルの声聴いてるとブランキーのヒトっぽかったです。ブランキーはぜんぜん詳しくないのでそれ以上わかりませんが、たぶん、ブランキーの・・・浅井さんだっけ?の声だった・・・ような。それにしても窺い知る限りのゆかりんの趣味とは随分かけ離れた音楽、という印象で、もしかしたら今回のツアーのBGMは、本人チョイスのもありつつ、加えてバンドメンバーとかスタッフのヒトのチョイスも混ぜているのかもしれない、と相方と二人して推測した次第。あ、もちろんジュリーじゃなかったです、って元よりありえないとは思ってましたが・・・ちょっと残念だったりなんか、しないんだからね!



はい、やっと本編の感想ですが、とにかく楽しかったよ! サイリューム振りまくったよ! コールしまくったよ! 拍手しまくったよ! って感じで、手が痛く声は枯れ、ってな具合です。え、他に何を書けと?今回はとにかく呑まれて楽しむために行ったので、こんな感想になって当然、と思うのですが。スガ(?)。

普段ゆかりん曲を聴いてる身としては、周りに同好の士なんかひとりもいやしませんので、それが今回の場の限定とはいえ、こんなにゆかりんを同じように好きなファンがいる、っていうのを目の当たりに出来ただけでもちょっとなんともいえない感じでしたね。そしてその何千人が一緒に声を合わせてコールをしている、という・・・これは楽しいに決まってるでしょう。
んでもってみんな熱気が凄いのな。いわゆる「アイドル」のライブって初めてなんですが、いやー、ロックのライブとは明らかに違う、独特のノリがありますなあ。オレ今日一日で何回「ゆ・か・り!」って言っただろう(笑)。



はい曲目。っても記憶は順序等ごっちゃごっちゃですが、某「ジュリーのソロデビュー曲にタイトルが似てる曲」*1とか、「iTunesでトラック名取得すると、単語間のとある記号あったりなかったりする、わりに懐かしめの曲」*2とかをまさかやってくれるとは思ってなかったので、意表つかれかつ、どれも偏愛する曲なのでものっそ嬉しかったり。あと一曲目が「姫」曲*3なのも良かったし、アルバム未収な「ビートルズ直系の、イギリスのマニアックなロックバンドと同じ名前の曲」*4なんかもしっとり聴かせてくれて、もうたまんねえ、と。意外にも「触れない」曲*5もやってましたね。生バンド演奏なので、打ち込み曲の持つ、打ち込みだからこその軽さ、みたいなのが若干スポイルされてた、ってのはまあありますが、特にドラムの音など丸みと弾力があるかなりいい音だったりして、これはこれでアリ、と。

(ネタバレはなるべく回避・・・できてますか?/笑)



曲以外では、くすんでるネコもくすんでないほうのネコも異常にヤル気で、ゆかりんとの絡みが非常に「キャッチボール」できてていい感じでしたし、バンドメンバー弄りも砕けてて良い雰囲気でしたし、なによりも最後の最後で「大発表」があったりなんかして・・・まあ多少のヒントを言うと「甘い罠」*6って感じ・・・ってロックマニアしかイマドキわかんないとは思うけど(笑)



まあそんなんで非常に満足な時間を過ごせたわけですが。敢えて、敢えて苦言を呈すなら、コールが激しすぎて肝心要のゆかりんの歌が聴こえないような箇所があったりしたのが、なんとも痛し痒し。こういう「文化祭」ノリって、もちろん嫌いではないですが、なんか、コールに熱心に、そして周りとの一致団結を追及するあまり、ステージとこちらが乖離してる瞬間、何回か感じたなあ・・・。あと、みんな意外に曲を一緒に歌わないなあ、と。ポイントポイントでしかシンガロングしないなあ、と。ならいっそむしろ、普通のアイドルのコンサート仕様の「コール」から脱却して、ライブ用の、各曲ごとのコーラス用フレーズを作って、ゆかりんの歌とハモったり合唱になったりで、会場一体となって「歌う」ことを追求してみたりするといいのではないかな、と思ったりもするのだが、これ実現するのすごい大変そうですな(笑)。
あと個人的にはもっと小さなハコで見たかった、というのはあります。会場の大きさに比例してどうしても演奏や歌もボリュームが大きくなって、細かいニュアンスがスポイルされがちになってしまうのだけれど、わりと静かめの曲中心のセットリストで、ステージ上にはゆるいピンスポットで椅子に座ってじっくりと歌うゆかりん、バックはピアノとアコギだけとか・・・そういう、じっくり聴かせて、かつゆかりんとの距離感の近いライブというのをやっても絶対成立すると思うし、面白いと思うんだよね。まあ今のファンの数の規模からしてこの形態だけだとライブを見れないファンが続出だと思うので、なんなら「キャパの大きい燃焼系ライブ」と「キャパ少なく、じっくり聴かせるライブ」をセットにして、大宮・仙台・横浜などなどの各地ごとに、それぞれ1公演づつ、計2公演というスケジュールでやるとかね。・・・うーん、新参者が偉そうなこと書いて申し訳ないです。



とまあいつものようになんか意見言いたくなってしまう自分、で終わっていくわけですが、結局、なによりも、アンコール終了後、数千人の観客の顔ひとつひとつを目に焼き付けるように場内満遍なく手を振っていたゆかりんの笑顔が、なんともいえず、ああ良かったなあとじんわり思わせてくれたりしたのでした。





総じて、ああ、これで夏がちゃんと終われるなあと思えた、いい一日でした。ていうか夏いつ始まったんだよホント・・・。




今回の反省点:サイリュームは事前に準備しとけ」(本当は優雅に時間潰すはずだったのになあ・・・)(ていうか近くのブリッツでハロプロのライブをやってたみたいで、そっちに行った人々の需要も重なってたのかも知れない)

*1:君をつれて

*2:Love Parade

*3:Princess Rose

*4:Jelly Fish

*5:不可触な愛

*6:「ブドーカン」でライブやるんだそうです