えー、「大きな扉 小さな鍵」読了しました(今更)。



・・・マリみて面白いな!(今更!)



や、ここんとこの微妙な停滞前線な展開に多少飽きが来ていた(今だからこそ言えるのかもしれない)昨年初頭頃の自分でしたが、前(々)巻の「仮面のアクトレス」から俄然今野センセの筆に脂がのってきてる気がする。女子校でほんのり百合でおしとやか、ではなく、甘くハードに狂おしく、の上質コーティングが自分の求める、これぞと思う「マリみて」だったのだな、と勝手に初心に返った心地。「仮面〜」の自転車エピソードから「大きな扉〜」ラストでの瞳子の感情爆発まで、気が抜けない。怒濤の展開に、心地よくマリみてーション(なにそれ)していく快感に、酔いしれている昨年末からの自分なのでした。「クリスクロス」も買ってきたし、楽しみだー!